東芝パソコンシステムは3月2日、Intel Atom D510を搭載した組込機器向けマザーボード「TEM400」を開発、即日販売を開始したことを発表した。価格はオープンで、低価格産業用コントローラ、デジタルサイネージ機器、アミューズメント機器などの分野に向け、初年度として5,000台の販売を目指す。

組込機器向けマザーボード「TEM400」

基板サイズは170mm×170mmながら、PCI Expressバス ×4を1スロット搭載しているほか、外部インタフェースに、アナログRGB×1、LAN(RJ-45)×2、USB2.0×4、AUDIO(ステレオミニジャック)×1、オンボードインタフェースにSATA(3.0Gbps)×3、USB2.0(10ピンヘッダ)×2などを搭載。

また、オプションとしてコンパクトフラッシュ用コネクタやLVDSなどにも対応が可能だ。加えて、CPUもD510のほか、D410およびN450もオプションとして用意。用途に応じて使い分けることができる。