アクセンチュア、アバナード、マイクロソフトの3社は2月25日、企業における最適なクラウドコンピューティングの実現に向けた協力を強化し、アクセンチュアとアバナードからマイクロソフトのソフトウェア/クラウドサービスを活用した「クラウド ジャンプスタート プログラム」、「Lotus Notesマイグレーションサービス」、「アバナード オンラインサービス」の提供を開始した。

3社はクラウド分野で戦略的イニシアチブをグローバルで推進し、クラウド活用に向けた診断サービスから、ソリューション構築、運用までをトータルに提供する。すでにアクセンチュアとアバナードが保有するクラウドに特化したアセットとデリバリーネットワークを活用し、マイクロソフトの製品/サービスを用いたクラウドソリューションを構築している企業もある。

アクセンチュアは「クラウド ジャンプ スタート プログラム」を、マイクロソフトの「Windows Azure」と「Business Productivity Online Suite」に適応し、クラウド化戦略全体像の策定と有効性に関する診断を実施する。その結果、投資対効果、導入までのロードマップ、概算費用など、経営判断に必要な情報を3週間から4週間で提供する。

「Lotus Notesマイグレーションサービス」は、Lotus Notes環境をマイクロソフトの製品/テクノロジーベースのクラウド環境へと移行させるサービス。同サービスには、アクセンチュア自身が3年かけてLotus Notesベースのアプリケーションとコンテンツをマイクロソフト製品へ移行させた経験と、アバナードの導入実績が生かされている。

「アバナード オンラインサービス」では、アバナードのSaaSを用いて、マイクロソフトの「Dynamicsb CRM」ベースのSaaSソリューションをクラウドで利用可能にする。