インターネットリサーチ事業を展開するORIMOは、9日から13日の5日間、自社アンケートモニター(18歳以上の男女/全国)に対して「電子書籍とiPad」に関するモバイルリサーチ(クローズド調査)を実施し、667名の回答を集計/発表した。

Apple iPad

電子書籍購読経験61.8%、利用機器は携帯(iPhone以外)が68.4%

今回の回答者で、電子書籍購読経験者(「現在、電子書籍を見ている」「過去見たことがある」計)は、61.8%となった。購読経験者に対する、どのデバイスを利用して電子書籍を読んだかという設問(複数回答)では、携帯電話(iPhone以外)が68.4%、次いでPCが44.7%、3位が「iPhone」の32.0%となった。以下、「電子辞書」6.6%、「PDA」6.3%、アマゾンの電子書籍用専用端末「Kindle」(キンドル)1.5%という結果となっている。

また、無料/有料での電子書籍購読経験では、「無料の電子書籍のみ」が59.0%、「有料の電子書籍のみ」が10.0%、「無料・有料両方」が32.0%。電子書籍購読経験者のうち、「有料の電子書籍」の利用経験は42.0%という結果となった。

購読経験者412名に対する、電子書籍で読んだことがあるジャンルに関する設問(複数回答形式)では、「コミック・アニメ」が77.9%、2番目が「小説」49.5%。以下、「雑誌」17.5%、「写真集」17.2%、「その他」11.7%の順となった。

今後読みたいジャンルは「雑誌」、利用希望機器はiPhone最多

667回答者全員に、今後電子書籍を読むとしたらどのデバイスで読んでみたいか(複数回答形式)と尋ねた結果は、iPhoneが47.8%、携帯電話(iPhone以外)が37.0%、PCが35.4%。続き、Kindleが11.2%、PDAが8.5%、電子辞書が5.8%となっている。

また、今後電子書籍で読みたいジャンル(複数回答)は、「コミック・アニメ」(59.2%)、「小説」(52.8%)、「雑誌」(41.4%)。読んだことのあるジャンルの結果と比較すると、「雑誌」が17.5%から41.4%と大きくポイントが上がっている。

今後、国内市場において電子書籍が現在より「普及する」と回答したのは43.6%だった。「普及しない」との回答が18.9%で「わからない」が37.5%。「普及する」理由(自由回答)としては、いつでもどこでも手軽に購入できる、書庫スペースの節約、有料音楽配信もiPodで浸透したから、デジタル化は時代の流れなどが挙げられている。一方、「普及しない」「わからない」の理由としては、地方のネット環境のさらなる整備、紙媒体独特の質感や装丁、国内出版社が積極的には見えないなどが挙げられている。

回答者の50.7%が「iPadに関心がある」

Appleが発表したiPadについて認知度を確認したところ、「どのようなものか知っている」との回答が48.7%、「名前は知っている」が29.1%で、合わせて「iPadの認知率」は77.8%だった。iPadの内容を価格も含めた説明後関心があるかどうか尋ねたところ、50.7%が「関心がある」と回答、「関心がない」32.5%、「わからない」が16.8%となった。