朝起きて会社に行って…というサラリーマン生活に慣れると、「今日は何をしよう?」とわくわくしながら目覚められるのはひとつの贅沢なのだ、と心から感じるようになった。今回訪れた、現地では食事もお酒も遊びもぜーんぶフリー! というリゾート「クラブメッド・サホロ」ではそんな贅沢がたっぷり待っていたりして……。
前回までのあらすじ
仕事づけの毎日から抜け出すべく、北海道のほぼ中央部に位置する、スノーリゾート・クラブメッド・サホロへ。バイリンガル、トリリンガルは当たり前の国際色豊かなスタッフ(G.O)たちに驚かされるのだが――
目覚めの良さはストレスに関係?
いつもは7時に目覚ましで起き、8時まで二度寝、8時半まで布団の中でまどろんでいる(というか寝ている)私が、クラブメッド・サホロでの2日目はモーニングコールが鳴る前の6時に起床。1日目に遅刻して逃してしまった、おいしい(と噂の!)食事やスノーアクティビティもやれるだけやりたい! という貪欲魂、恐るべし。
クラブメッド・サホロといえば、もちろんスキーリゾート。だからといって、スキーやスノボ以外にもまだまだ用意されたアクティビティは多い。廊下には卓球台、バーにはビリヤードが設置され、スカッシュコート、ヨガなども体験できるジム、24時間オープンのお風呂、水着着用のカナディアン・バス、スパ、ネイルサロン(期間限定)などの施設のほか、映画、夜のエンターテインメントショーなどなど、「選択肢の豊かさは人生の豊かさにつながる」を地で行く、選りすぐりの選択肢が揃っているのはありがたい限り。一息つきたければ、ラウンジバーで軽食をとりながらカフェラテをってこともできるのだ。
もちろん仕事で来ているという名目上、施設でゆるゆるばかりはしていられないので、まずは館内のお部屋を見学。スイートルームに用意されたバスルームは広々としていて、ロクシタンのアメニティも女子には好評だとか。
さらに、スイートルームに備え付けられたベッドの足元にはテレビが隠されているという、リッチな仕様。ほかに和室もついたデラックスルームや今回私が泊まったクラブルーム(スタンダードルーム)があるが、どれも改装後だけあって水まわりもキレイだし、窓から眺められる雪景色がバカンス気分を高めてくれる。無線LANはホテル内のどこでも対応しているほか、PCが2台設置されたインターネットコーナー(有料)も用意されている。
パンがおいしいのは、フランス発リゾートだから
さてさて、1日目は遅刻により食事にありつけなかった私ですが(もちろん軽食はしっかりいただきましたが)、やっぱり北海道といえば"食"。クラブメッド・サホロが提供する朝昼晩のビュッフェでは、地元の素材をふんだんにつかったメニューや、シェフたちがつくりあげる日替わりの品がところ狭しと並び、どれから食べたらいいのかわからないほどだ。
そんな中、みんなが大絶賛だったのが、「ホワイトチョコレートブレッド」。こんなに料理が並んでいてパンかよ!っていうツッコみも聞こえてきそうですが、朝昼晩と3回焼き上げられる自家製パンはなかはふんわり、外はさっくり。さらにフランス出身のパン職人さんが、笑顔でサービスしてくれたりして、おいしさ倍増なわけです。
今回のツアー中は地元名産の新得そば打ちのデモンストレーションなども用意されていたけれど、女性陣はホワイトチョコレートブレッド調理実習に集中。やはりフランス発のリゾートはパンとワインがおいしい!
リゾートでは、激しく踊ったっていいんです。
ディナーもほどよく満喫したところで、ショータイムに。館内のシアターでこの日繰り広げられたのはイルミネーションショー。さっきまでレストランにいたG.Oたちが舞台上で繰り広げるパフォーマンスを子どもから大人まで食い入るように見つめる。ちなみに遅刻して見られなかった1日目はマジックショーだったらしく。強制参加ではないわりにシアターは連日大入りなのでした。
ショーの後には、恒例というダンスパーティーに突入。子どもたちだけでなく、50~60代の方々もかなり激しく踊っていたり(曲はリッキー・マーティン!)、日本人もはじけるときははじけるものだなーと微笑ましく見守る私(アラサー)。
この日も夜中までバーで飲み……、とスノーリゾートにいながらスキーやスノボを全く堪能しないまま2日目を終えてしまったのだが、クラブメッド・サホロが誇るスノーアクティビティについては次回!