モバイルプロジェクターの中でも特に小型なマイクロプロジェクターは、携帯電話市場でも注目されてきている。KDDIが2009年4月にiidaブランドで「Mobile pico projector」を発売している。また、NTTドコモも3月~4月に「F-04B」向けのプロジェクターを発売する予定だ。
今回紹介するのは、3M製のマイクロ プロフェッショナル プロジェクター「MPro 110」。同シリーズの最新モデル「MPro 120」の発売以降、価格が下がり、一部店舗では1万5千円程度で購入することができる。
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MPro 110のレンズサイズは11.9mm。投影はLCOS方式で、回転式スイッチでピントが合わせられる |
裏面にバッテリーを内蔵。バッテリーはネジ1本で手軽に交換可能だ。本体を固定するための三脚穴も搭載されている |
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「MPro 110」とウィルコム「WILLCOM 03」を並べてみた。少し大きめのケータイといったサイズ感。なお、「MPro 110」はすでに生産終了になっている製品なので、購入を検討されている方はお早めに! |
「MPro 110」は、115×50×22mm・約160gの小型プロジェクター。VGA(640×480)出力で光束約10ルーメン。VGA入力のほか、コンポジットビデオ入力にも対応する。投影距離は305~1800mm、投影サイズは8~48型。ACアダプタだけでなく、付属のリチウムイオン電池(3.7V/1050mAh)で駆動する点も特徴だ。
プロジェクターとしてのスペックは割り切ったものとなっているので、大人数の会議などできっちり使うには少し物足りないと思われるが、自室の天井に投影して数人で利用する程度であれば問題ない。
(memn0ck/K-MAX)
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