シャープは1月27日、ソーラーパネルを搭載した携帯電話「SOLAR HYBRID SH6230C」を、中国市場向けに製品化し、2月上旬より発売を開始することを発表した。同製品は、同社製ソーラー携帯の海外市場向け1号機となる。

同社は昨年5月に、ソーラーパネルを搭載した携帯電話「SOLAR PHONE SH002」をKDDIから発売することを発表した。同製品は太陽光発電で充電することができ、約10分間の充電で約1分間の通話、待ち受けは約2時間の延長が可能である。

SOLAR HYBRID SH6230Cは、同社製ソーラーパネル/2.9型大画面液晶/オートフォーカス付き500万画素カメラを搭載する。本体の色は「Blue」と「White」の2色。

また中国向け製品として、メモリ液晶を搭載した携帯電話「SH6220C」「SH6228C」の2機種も発売される。メモリ液晶は、屋外でも高い視認性をもつ低消費電力なディスプレイのこと。両製品も発売日は2月上旬の予定。

左からSH6230C、SH6220C 、SH6228C