ゼットエムピー(ZMP)は、ジャイロセンサと加速度センサの値や挙動を視覚的に捉えることができる「センサ・ビュー・アプリケーション」を発表した。

同アプリケーションは、同社のモータ制御学習キット「e-nuvo BASIC」のセンサ学習パッケージに含まれる形で提供される。同パッケージは、加速度とジャイロという2つのセンサの動きを体験し、原理から利用までを学ぶことを目的にした教材で、各センサの生データがグラフ化されるほか、傾けたり回したりしたとき、どの向きにどの程度の力が働いているかを視覚的に体験することができるようになる。

加速度センサとジャイロセンサの値を3Dアニメーションでリアルタイム表示することが可能

また、各センサの値を取得するプログラムを通じ、シリアル通信やタイマといった組込プログラミングを学習することも可能だ。

価格はe-nuvo BASIC とセンサ学習オプションがセットパッケージとなった「e-nuvo BASIC センサ学習パッケージ」が13万6,000円(アカデミック版は10万5,000円)、このパッケージに倒立二輪ロボット「e-nuvo WHEEL」を追加した「e-nuvo BASIC & WHELL センサ学習パッケージ」がモータ1軸タイプで29万円(アカデミック版は23万円)、モータ2軸タイプで35万円(アカデミック版は28万円)となっている。

なお、すでにe-nuvo BASICを保有しており、センサ学習オプションのみ欲しいという人向けには、加速度センサおよびジャイロセンサ基板を各1枚とサンプルプログラムがセットとなって5万2,000円(アカデミック版は4万円)で提供される。