フォルクスワーゲン、シロッコの高性能モデル「シロッコ R」

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトスポーツクーペの「シロッコ」に、スポーツチューニング仕様の「シロッコR」を追加して2月5日より発売する。価格は515万円。また、「シロッコ 2.0TSI」の仕様を一部見直し、1月14日から発売する。価格は457万円。

シロッコ Rは、ゴルフ Rと同じ最高出力256PS、最大トルク330Nmの2L(リッター)TSIエンジンと6速DSGを搭載したスポーツモデル。シロッコ 2.0TSIよりもパワーで20%、トルクは18%向上。燃費は13.0km/Lを実現している。

駆動方式はゴルフRと異なりFF方式を採用。専用チューニングを施したスポーツサスペンション、アダプティブシャシーコントロール「DCC」、電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」、スポーティな特性の電動パワーステアリング、強化されたブレーキなどを装備している。

そのほか、専用エアロパーツ、LEDポジショニングライト、左右出しのクロームツインデュアルエキゾーストパイプ、専用デザインのアルミホイール、「R」ロゴ付の専用レザーシート、同ステアリングホイールなどを採用した。

また、昨年から発売されている「シロッコ 2.0TSI」については、エンジンスペックを一部変更し、最高出力を200PSから211PSにアップ。ナビゲーションシステムも機能向上を図った。