エムレポートは12月2日、国内携帯電話事業者や基地局関連メーカ各社の動向をまとめたレポート「基地局関連メーカ各社の動向-2009年度上期-」を発行。その一部を公開した。

それによると、国内携帯電話事業者各社の2009年度上期の設備投資額は、NTTドコモが前年同期比6.0%減の3162億円、KDDIのau事業は同8.8%減の1863億円、ソフトバンクモバイルが同6.2%減の715億円、イー・モバイルは同1.2%増の169億円。4社の合計は同6.8%減の5909億円で、通期では1.3兆円に上る見込み。

また、NTTドコモとauの投資内訳を見ると、NTTドコモは携帯電話事業へ2580億円(前年同期比8.4%減)を投じており、そのうちFOMAは2155億円(同8.4%減)。また、KDDIのau事業は、CDMA2000 1xEV-DO方式(2GHz)への投資を357億円(同42.2%減)とする一方で、新800MHz帯には1003億円(同13.5%増)としている。

「基地局関連メーカ各社の動向-2009年度上期-」は、A4版42頁で5万2290円。同社Webサイトなどから購入できる。