ORIMOは17日、iPhoneに関するモバイルリサーチの結果を公表した。これによると、iPhoneの所有率は17.8%で、そのうち、男女の内訳は、「男性」が73.2%、「女性が」26.8%で、iPhone所有者における男性の割合の高さが際立つ結果となった。

ORIMOは、eまちタウン、オリコン、光通信が出資しており、モバイルをメインとしたインターネットリサーチ事業を展開。今回、同社のアンケートモニターに対して「iPhone」に関するモバイルリサーチを実施し、400名(男性200名、女性200名)の回答を集計した。

これによると、iPhoneの所有状況を聞いたところ、「所有している」と回答した人は17.8%となった。このうち、男女の内訳は、「男性」が73.2%、「女性」が26.8%となり、「男性でのiPhone所有率の高さが際立つ結果となった」(ORIMO)。

iPhoneを所有している回答者に、所有しているiPhoneシリーズを尋ねたところ、「3GS」が76.0%、「3G」が17.0%、「3GS、3G両方」が7.0%だった。「iPhone 3GSは発売からおよそ4カ月経ったが、iPhone 3GSを所有している割合は、83%に上り人気の高さがうかがえる」(ORIMO)。

また、iPhone所有者に、所有しているPCメーカーを尋ねたところ、「NEC」(12.7%)、「東芝」(12.7%)、「ソニー」(11.3%)がトップ3だった。

さらに、iPhone所有者にiPhoneで利用している機能を尋ねたところ(複数回答形式)、「サイト閲覧」が最多で85.9%、次いで「メール」(84.5%)、「iPod機能(音楽・動画)」(70.4%)が続いた。携帯電話の基本機能である「電話」は64.8%だった。

iPhoneを1日どの程度の時間利用しているかとの質問に対しては、「3時間」が23.9%とトップ、次いで「1時間」(21.1%)、「2時間」(21.1%)が続いた。平均すると1日あたり2.3時間となった。