シャープは12日、AQUOSブルーレイレコーダー「BD-HDS43」を発表した。発売は21日を予定している。価格はオープンで、市場価格は8万5,000円前後と予想される。

フルハイビジョン8.5倍録画に対応したシングルチューナーモデルのAQUOSブルーレイ「BD-HDS43」

BD-HDS43は、「BD-HDS32」の後継モデルとなるブルーレイレコーダー。搭載されるチューナーは、地上/BS/110°CSデジタル×1と地上アナログ×1で、内蔵されるハードディスクの容量は320GB。前モデルからの大きな変更点は、10月に発売されたデジタルWチューナー搭載モデル「BD-HDW50」「BD-HDW45」「BD-HDW43」と同様に、デジタル放送のフルハイビジョン8.5倍録画に対応した点(BD-HDS32は7倍まで)だ。

これにより、内蔵のHDDには、最大で約241時間、片面1層のBDメディアには最大で約18時間のフルハイビジョン録画が可能となった。また、テレビ側のリモコンで、よりテレビとレコーダーの操作をシームレスに行うことが可能になる「AQUOSファミリンクII」にも対応した。AQUOSファミリンクIIでは、液晶AQUOSとHDMI接続した際に、テレビの画面に、レコーダーを操作するための「ファミリンクパネル」が表示され、テレビのリモコンの方向キーと決定ボタンのみでさまざまな操作を行うことが可能となっている。