セーバーは6日、iPhoneおよびBlackBerry向け学習コンテンツ『~シーンで覚える中国語~動画でニイハオ 220---多言語字幕付き---』を、アルク、フジヤマと共同で開発したと発表した。iPhone向けは2009年12月初旬、BlackBerry向けは2010年1月の発売を予定している。

「~シーンで覚える中国語~動画でニイハオ 220」は、日本人に加え、英語圏の中国語学習者もターゲットとしている点が特徴。動画を見ながら多言語字幕(中国語・日本語・英語)を瞬時に切り替えて視聴できる機能を使って、スクリプトを確認しながら学習できる。そのため、「1つの動画を利用して多国語のユーザーに学習コンテンツが提供できる」(セーバー)。

中国語会話を学びたい初心者向けに、220のシチュエーション・22のカテゴリーで構成。「動画はすべて現地収録によるもので、生きた中国語が学べる」(同社)。アプリの操作画面は英語での表示も可能なので、英語圏の学習者も操作しやすくなっている。

購入前に、各カテゴリーの全会話内容をテキストで確認する事が可能。1カテゴリーは、約5分~6分で、約15秒~40秒の10シーンで構成されている。料金は、1カテゴリー・115円/0.99US$、22カテゴリーを全て購入した場合は、1,400円/11.99US$となる。

同社では、2010年春にはAndroid(アンドロイド)対応、ヨーロッパ言語対応も予定しており、「辞書との連動機能やゲームなど、随時機能UPを行う計画」としている。