スパイクより2009年12月10日の発売が予定されているニンテンドーDS向け脱出×サスペンス『極限脱出 9時間9人9の扉』。今回は、本作の登場キャラクターおよび謎の男「0(ゼロ)」について紹介しよう。

DS『極限脱出 9時間9人9の扉』は12月10日の発売予定

DS『極限脱出 9時間9人9の扉』登場キャラクター

本作には、個性溢れる9人のキャラクターが登場する。死と直面した極限状態。敵か味方かわからない9人の同行者。それぞれの腹の内を探りつつ、変化していく人間関係と、明らかになる事実。極限状態に置かれた人間同士の交わりが生みだすドラマも、本作の魅力のひとつとなるのだ。今回は9人のキャラクターの中から、「ニルス」と「八代」を紹介しよう。

■コードネーム / ニルス
バングルナンバー / 2◆24歳

知的でクール。常に穏やかで、いかなる物事に対して冷静に対処する性格である。四葉の兄であり、常に共にいる。ナンバリングドアをくぐり抜けるときに、ニルス(2)と四葉(4)の存在は鍵になる!?

■コードネーム / 八代
バングルナンバー / 8◆40代 (自称)

PCプログラマーであり、暗号技術の専門家。二人の子どもがいるが、子どもについては多くを語ろうとしない。普段は冷静だが、かっとしやすい一面も。

ニルス

八代

謎の男「0 (ゼロ)」

本作で9人を船に連れてきたのは、「0 (ゼロ)」と名乗るガスマスクを付けた男。彼は一体何者なのか? 何のために9人をこの場所へ連れてきたのか? そもそもなぜこの9人なのか? 深まる謎の中、9人の中に「0 (ゼロ)」が存在するのではないかという声が出てくる。「0 (ゼロ)」の正体とは一体? 残された時間の減少とともに、謎は深まる。

一人暮らしをしている主人公の淳平。帰宅し、異変に気づいたときには、既に「0 (ゼロ)」が用意した罠が始まっていた。淳平はなぜ、船に連れてこられたのだろうか?

「0(ゼロ)」。その素顔はガスマスクに覆われ、測り知ることはできない。集められた9人の中に「0(ゼロ)」はいるのだろうか? 疑心暗鬼に駆られながらも、船からの脱出のために協力せざるを得ない、微妙な心理戦が展開される

■「0 (ゼロ)」によって用意された機器
本作では、「0 (ゼロ)」と名乗る人物によって仕掛けられた"ノナリーゲーム"に勝ち抜き、船から脱出しなければならない。そこで今回は、ノナリーゲームに使われる各種機器について紹介しよう。極限状態の脱出劇を彩るアイテムの数々は、「0 (ゼロ)」によって周到に用意されたものばかりとなっている。

◎バングル
集められた9人は皆、催眠ガスにより眠らされた状態で船に連れてこられた。そして、目が覚めたときには、「0 (ゼロ)」によってナンバーが表示された鋼鉄のバングルが嵌められていた。バングルには時限起爆送信機が搭載されており、ノナリーゲームのルールに違反すると、「0 (ゼロ)」によって呑まされた体内のカプセル型の小型爆弾が炸裂する仕組みになっている。

ちなみに9人にはそれぞれ9つの異なる数字が割り当てられている。そして、9人は「0 (ゼロ)」に監視されている可能性があるため、互いをコードネームで呼び合うことになった。

「2」の数字を割り当てられたニルスの「バングル」

◎ナンバリング・ドア
9人が連れてこられた船内には、1~9までの数字が書かれたドアが存在する。これが「ナンバリング・ドア」である。9時間後に沈む船から脱出するには、「9」と書かれた扉を、ノナリーゲームのルールに従いくぐり抜けなければならない。ナンバリングドアを開けるため、敵か味方か判別つかないンバー達との心理戦が繰り広げられるのである。

ナンバリング・ドア

◎REDとDEAD
「ナンバリング・ドア」には、必ずRED<Recognition Device>という認証装置が取り付けられている。扉を開くには、ノナリーゲームのルールに従い、数字根が扉に書かれた数字と同じになるメンバーが「RED」で認証を行う必要がある。一方、DEADとは、<Deactivation Device>解除装置のこと。「DEAD」は「ナンバリング・ドア」の向こう側に設置されていて、「バングル」に仕込まれた時限起爆装置を停止させるときに使用する。

この時限装置は、「ナンバリング・ドア」を通過すると無条件で作動する。停止させるには、「RED」で認証を受けた者全員が、「DEAD」で認証を行わなければならない。REDでの認証後何もしなければ、81秒後に爆発する。

「RED」(左)で認証を受けていない者は、「DEAD」(右)で認証を行うことはできない。その人物がナンバリングドアを通過すれば、81秒後に間違いなく爆死することになる

「ナンバリング・ドア」を前に繰り広げられる心理戦

「ナンバリング・ドア」を通ることができるのは、それぞれのバングルナンバーで作成できる数字根が扉の数字と同じになるメンバーのみで、それ以外の者が通ることはできない。主人公の淳平 (バングルナンバー「5」)は、幼馴染みである紫 (バングルナンバー「6」)とともに行動することを強く希望するが、「ナンバリング・ドア」に書かれた数字によっては、絶対に彼女と一緒に行動できないという局面にも遭遇する。

また、数字の組み合わせに複数の選択肢がある場合には、どの扉を通るのか、扉を通るメンバーに誰を選ぶのかについて、プレイヤーが決定するシチュエーションも出てくる。主人公の選択によって入る扉、人間関係そしてストーリーに至るまで、多彩に多様に変化していくのだ。

扉を前にして、誰とその扉を通るのかという選択に迫られる

下の画面は、淳平が所持しているバングルナンバー表と、メニュー画面から使用できる計算機。バングルナンバー表には数字根の組み合わせが膨大に記載されているほか、計算機では数字の組み合わせにより即座に数字根を割り出すことができる。ゲーム中では、ユーザーが暗算によって都度数字根の計算をすることはなく、このような便利なアイテムによって、複数の組み合わせを即座に認識することができる。

バングルナンバー表

計算機

淳平(5)と紫(6)は幼馴染み同士、ニルス(2)と四葉(4)は兄妹なので、行動をともにしたい気持ちが強い。ただ、扉の数字によっては必ずしも行動をともにできないこともある。そのとき、淳平の取る行動とは?

さまざまな局面で現れる選択肢により、物語や人間関係に変化が現れる



淳平たちに与えられた時間は9時間。時を経るにつれ、一刻を争う脱出劇が展開される

幼馴染みの紫。一体何故淳平と紫は閉じこめられたのか?

豪華客船を舞台に、9人はノナリーゲームに挑む

ゲームタイトル 極限脱出 9時間9人9の扉
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル 脱出×サスペンス
発売予定日 2009年12月10日
価格 5,040円
CEROレーティング C (15才以上対象)
(C)2009 CHUNSOFT