先週は三連休明けで、4日間の商い。先々週末に日経平均が1万円まで戻した動きを受けはしたが、週間での高値1万290.31円、安値1万16.24円と小動きな展開だった。

米国では先週大手企業が次々と好決算を発表。米ダウ工業株30種が1万ドルを回復。今週も引き続き決算発表が続くが、内容次第では、さらに株価上昇が期待される。

通常なら、日本市場も米国市場に連動するところだが、円高と中間決算前の様子見で、上昇の流れに乗れなかった。今週から日本企業も中間決算発表が始まる。23日の野村総研、日立ハイテクノロジーズ、KDDIなどが皮切りだ。

ただ、発表が本格化するまで、市場が様子見になるのは確実。今週、市場が大きく動くことは予想しずらい。こういうときは、個人投資家もリサーチの時期。中間決算によるサプライズ企業になりそうなのはどこか。じっくり研究するのが賢明だ。