提供開始から4日間で10万ダウンロードを達成したiPhoneアプリ『セカイカメラ』は、カメラを通して見た世界に"エアタグ"と呼ばれるコンテンツを設置し、同アプリを持つユーザー全員で共有するという何だかちょっとSFチックな香りのする面白ツールだ。

もっと簡単な言い方をすれば、たとえば僕が新宿駅のホームに「俺、参上!」と書いたエアタグを設置すれば、それは消されない限りはそこに残り続け、他のセカイカメラユーザーにも見えるというわけなのである。

テキストだけでなく写真を設置することもできる

で、このエアタグ、簡単に設置できることもあり、すでに日本全国に相当な数が貼り付けられまくっているらしい。

実際、先日は秋葉原に「姉ヶ崎」(言わずと知れた『ラブプラス』のヒロインの一人※)と書かれたエアタグが急増するという通称「エアタグテロ」が発生するなど、iPhoneユーザー限定ではあるが、セカイカメラは日本中で大きな盛り上がりを見せているようだ。

※"言ってくれないと知らない!"という方は、『【コラム】真実一郎のアイドル★ベンチマーク「代替現実アイドル」がアイドルを超える日 - 姉ヶ崎寧々(ラブプラス)』をお読みいただければと思います。

そこで僕は考えた。

電車の窓からセカイカメラを通して景色を見たら、どんな風になっているんだろう――と。

移り変わる景色と共に、空中を漂うエアタグがどんどん入れ替わっていったりしたら、何だかとても楽しそうじゃないか。

しかし、その一方で、徒歩とは比べものにならない電車の速度に、果たしてiPhoneのGPSがついてこられるのかという不安もある。

ともあれ、考えていても仕方ないので、実際にやってみることにした。ぶっちゃけ企画として成功するかどうかもまったくわからない。完全な見切り発車である。