宣伝会議は、2009年度TCC賞の結果を収録した広告年鑑「コピー年鑑2009」を発売する。発売日は10月30日。価格は2万1,000円。

今年のTCC賞グランプリを獲得した「オトナグリコ」シリーズからワカメ役の宮沢りえが表紙に登場(左)。限定版の表紙にはTCC賞を受賞したソフトバンクモバイルCMから犬のお父さんが抜擢された(右)

同書は、東京コピーライターズクラブ(TCC)主催で開催されている、コピーやキャッチフレーズの視点から優秀作を選ぶ広告賞「TCC賞」の2009年度版の結果をまとめたもの。受賞作品をはじめ、2008年3月~2009年2月までに発表された優秀な広告774点をオールカラーで紹介する。また、TCCグランプリ受賞者の東畑幸多をはじめ、TCC賞受賞者・澤本嘉光、福里真一そして、その3作品すべてのCDを務める佐々木宏と年鑑事業部長である谷山雅計、計5名による座談会を収録。そのほか、今年のテーマ「発言する年鑑」にちなんだ特別企画「特別講義:発言に詳しい人に、発言について発言してもらおう。」も掲載する。なお、今年の編集委員長はソフトバンクモバイルのCM「ホワイト家族 24 予想外な家族篇」や中央酪農会議のCM「牛乳に相談だ。」シリーズで知られるCMプランナーの澤本嘉光、アートディレクションはJAGDA新人賞2009を獲得したアートディレクター・アーティストである、えぐちりかがそれぞれ担当している。

TCC賞グランプリを獲得した江崎グリコ「オトナグリコ」シリーズの紹介ページ

TCC賞紹介ページ(左)、座談会(右)それぞれの紙面イメージ