マウスコンピューターは、iiyamaブランドの液晶ディスプレイ新モデルとして、Windows 7のマルチタッチ機能対応の21.5型フルHD液晶ディスプレイ「ProLite T2250MTS-B」を発表した。光学カメラ方式のタッチパネルセンサを採用している。出荷開始は11月上旬を予定。価格はオープンだが、同社Web直販のiiyama e-shopでの価格は49,800円。

「ProLite T2250MTS-B」

Windows 7のマルチタッチ機能を利用でき、マウスやキーボードなしでも画面を直接タッチするだけでパソコン操作ができる。複数でのプレゼンや対話式接客などのコミュニケーションツールとしての活用も想定されている。製品には本体に収納可能なタッチペンが付属しており、細かい作業や文字入力、小さなポイントにも対応できる。

また、ガラス保護パネルにより画面表面に傷がつきにくく、耐久性に優れ、さらに通常のタッチパネル製品と比較して透過率に優れるため、鮮やかな色再現を実現。センサは構造的には光学式なので、傷による座標ずれや、抵抗膜方式などのような打点寿命がなく、故障しにくいという特徴もあるという。

Windows 7のマルチタッチ機能に対応。直感的に操作できる

ほか、主な仕様は、最大解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角は左右各85度/上85度/下75度、輝度は270cd/平方m、表示色数は約1,670万色、画素ピッチは0.2484mm、コントラスト比は標準1000:1、応答速度は5ms(黒→白→黒)。

映像入力はDVI-D×1(HDCP対応)、D-Sub×1の2系統。本体サイズ/重量はW513×D263×H419mm/6.0kg。スタンドの角度調節は上方向20度/下方向5度、スィーベルは左右各30度。VESAマウント(100×100mm)に対応。スピーカーは背面上部に設置。本体カラーはマーベルブラック。