本田技研工業は、家庭用カセットガスを燃料とするハンディタイプのガスパワー発電機「エネポ(ENEPO)」を発売すると発表した。定格出力900VAの正弦波インバーターを搭載した発電機で、AC100Vを電源とする電気機器を屋外で使用することができる。発売時期は来春。
消費電力が約900Wまでの電気機器への給電が可能としており、燃焼時間や寸法は未定。アウトドアレジャーにおいてはテレビ、パソコン、電気ポット、トースター、コーヒーメーカー、携帯電話の充電器等の使用を想定。そのほか、小型電動ドリル等の電動工具、電動バリカン等のガーデニング機器や、停電時等いざという時のバックアップ電源としても利用できるとのこと。
同商品は、同社が3月に発売したガスパワー耕うん機「ピアンタ」に続くガスパワー商品の第2弾。入手や保管が容易で手軽に使用できる家庭用カセットガスを燃料とすることにより、一般家庭での普及を目指すとしている。
なお、同社は23日から幕張メッセで開催される「第41回東京モーターショー2009」に出展し、同発電機を展示するとのこと。