KDDIと沖縄セルラーは30日、WiMAX方式とCDMA方式の両エリアで利用可能なWINデータ通信端末「DATA01」「DATA02」「DATA03」「DATA04」(いずれも日立製作所製)を開発し、2009年12月以降に順次発売すると発表した。

新しく開発したデータ通信端末は、「DATA01」「DATA03」がUSBインタフェース端末、「DATA02」「DATA04」がExpress Cardインタフェース端末で、WiMAXサービスエリアでは、下り最大40Mbps、上り最大10Mbps、CDMAサービスエリアでは下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsのデータ通信が利用できる。

「DATA01」

「DATA03」

WiMAX方式とCDMA方式のネットワークにおいて、双方の電波状況に応じて自動的に通信方式を切り替える「ハンドオーバー機能」を実装することで、「インターネット接続・イントラネット接続のいずれにおいても常に最適なモバイルデータ通信環境を提供する」(KDDI)。

「DATA02」

「DATA04」

これらの端末は、10月6日~10日に千葉県千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2009」のKDDIブースで展示される。

KDDIでは、「本端末やKDDI セキュアPCアクセス(仮称)、リモートアクセスに適したモバイル通信環境の提供により、法人顧客の多様なニーズに対応する高速・安定・セキュア・なアクセス環境をワンストップで提供、推進していく」としている。