JR四国はこの秋、土讃線の阿波池田駅 - 大歩危駅間で「大歩危・妖怪トロッコ列車」を運転する。毎年の春と秋の日中に運行する「大歩危トロッコ列車」を夜間に運行する。地元に伝わる妖怪伝説で観光開発に取り組む「大歩危山城妖怪村」が協力し、トロッコ列車に妖怪たちも乗り込んで旅を盛り上げてくれるという。また、当日は大歩危峡がライトアップされる期間のため、幻想的な風景を楽しめるとのこと。

「おおぼけトロッコ号」のキクハ32客車と185系気動車

妖怪たちも一緒に旅する

運行日は10月31日、11月7日・14日・28日。行程は阿波池田駅20:40発、阿波川口駅20:54発、大歩危駅21:14着。折り返して大歩危駅21:23発、阿波川口駅21:44着、阿波池田駅22:00着。料金は阿波池田駅 - 大歩危駅間往復で大人2,100円、こども1,300円、阿波川口駅 - 大歩危駅間往復で大人1,700円、こども1,000円、阿波川口駅~大歩危駅間の片道で大人1,200円、こども800円。全席指定席で、参加者には乗車記念品と妖怪茶が配られるとのこと。

なお、同列車は2008年10月に国土交通大臣から観光圏整備地域として認定を受けた「にし阿波観光圏」の「着地型旅行商品」となる。チケットは阿波池田駅のほか、同地区の宿泊施設「ホテル祖谷温泉」「ホテルかずら橋」「サンリバー大歩危」「大歩危峡まんなか」「ホテル秘境の湯」でも購入できるとのこと。