オーネットと楽天リサーチはこのほど、全国に住む20、30代の未婚女性計900人を対象に、意識調査を実施した。最近「草食男子」「肉食女子」といったフレーズをよく聞くようになったが、同調査では交際相手に「追いかけるより追いかけられたい」が6割を超え、未婚女性の多くは、積極的にアプローチしてくる肉食男子を望んでいることが読み取れる結果となった。

調査結果によると、好きな人から告白されたい女性は90.4%。一方、男性が仕事や出世に興味がなくても許せると答える未婚女性は23.7%にとどまったほか、いつまでもプロポーズしない男性を受け入れる未婚女性は1割しかいなかった。

しかし、積極的な肉食男子を望んでいるにもかかわらず、交際相手がいる未婚女性の3割近くが自分から告白したと回答。電話やメールをするのも、デートの日時・場所・食事を決めるのも4割以上が女性、さらに会話の中心も5割以上が女性という結果となり、「積極的な肉食女子と気配り上手で優しい草食男子という構図が浮き彫りになった」(同社)。

また、男性の草食化が原因か、身近に気になる人がいても声をかけられない男性を45.9%が「許容する」と答え、42.8%の女性が「恋人より自分の趣味や友達との約束を優先してもいい」、さらに女性と一緒に寝ても何もしない男性を60.9%が受け入れると回答している。