インターネット調査会社のマクロミルはこのほど、「夏の体調管理に関する調査」を実施し、その調査結果を発表した。調査は8月4日~5日間、1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の20~59歳の男女を対象に行った。有効回答数は516名。

同調査で、8月上旬現在、夏バテを感じているか問うと、夏バテを「感じている」(17.1%)「やや感じている」(47.9%)となり、合わせて計64.9%が夏バテを何らかの形で実感していることがわかった。男女別に見ると、夏バテを感じている人は男性で58.9%、女性では70.9%にも上り、女性の方が夏バテを感じている人が10ポイント以上多かった。

夏バテを感じている人にその症状を尋ねると、第1位が「体がだるい」(86.3%)と圧倒的多数。以下、第2位が「無気力になる」(43.0%)、第3位「一日中、眠気が取れない」(41.5%)。男女別にみると、「無気力になる」という項目に関して、女性は男性より13ポイントも高いことが判明した。

夏バテに対して何か対策を行っているかについては、第1位が「水分補給をまめにする」(63.8%)が最も多く、第2位が「睡眠を十分とる」(42.1%)、第3位が「規則正しい生活」(31.4%)となった。男女別に見ると、女性は、「冷房の温度設定を高めにする」「冷房で体を冷やさないようにする」(いずれも37.2%)、「冷たい食べ物・飲み物をとりすぎない」(31.8%)「冷房ではなく、扇風機を使用する」(30.6%)などと、"冷え"対策を行っている人が30%以上おり、どの項目も10ポイント以上男性を引き離す結果となった。