健康食品や化粧品のマーケティングリサーチを行うヒューマはこのほど、「ロハスの意識について」の調査結果を発表した。同調査は、同社運営サイト「ココミル」にて5月1日～7月2日に実施し、5,968名の回答を得た。

調査では「健康と環境を志向するライフスタイル」という意味の「ロハス」という言葉について、その認識や実施方法などを質問。最初の問いの「あなたはロハスを知っていましたか?」で、「知っていた」と回答した人は、女性が18.7%に対して男性が15.4%。「何となく知っていた」とした人も女性が47.8%に対して男性は39.2%と、女性の方が高い関心を寄せていることがわかる結果となった。

より具体的なイメージをたずねた「あなたにとってロハスとは?」の問いでは、62%の回答を得た「健康的な暮らし」が1位。「自然環境」(42.6%)、「スローライフ」(33.9%)と続く結果となった。上記の3つ以外にも「リサイクル・リユース」「オーガニック(有機野菜)」「エコロジー」「体に優しい素材」「スローフード」が25%以上の回答を得ており、現在の日本での「ロハス」は、「健康」と「エコ」な暮らしという認識が大多数を占めていることが窺える。

一方「あなたの生活スタイルは何%、ロハス的な生活をしていますか?」の問いで、もっとも回答率の高かったのは「50%くらい」の15.7%。「100%」と答えた人は僅か0.3%、「100%」～「70%くらい」と回答した人を合計しても1割以下に留まる結果となった。