シスコシステムズは7月17日、同社の資格制度であるシスコ技術者認定(Cisco Career Certifications)のネットワークエンジニア向けのシスコ認定シリーズにおいて、最上位レベルの認定資格となる「Cisco Certified Architect」を発表した。

試験形態は筆記・実技・面接の3種類、受験条件はCCDE(Cisco Certified Design Expert)資格の所持および約10年の業界経験、そして出願が受理されることだ。

新資格は、グローバル組織のネットワークをサポートし、ビジネス戦略を進化的な技術戦略に効果的に転換するネットワーク設計者のアーキテクチャに関する経験と能力を認定するもの。

難易度において従来のエキスパートレベルであるCCIE認定資格の上位にあたり、ネットワーク・インフラストラクチャ・アーキテクチャの専門知識と合わせ、ビジネス要件を組み込んだ優れた設計にするためにエグゼクティブレベルのユーザと連携する能力に重きを置いているという。

シスコ技術者認定の体系図

今回の追加により、同制度は5つのレベルおよび7つの分野をカバーする。