インテルと富士通は、信州大学医学部附属病院の1,000台を越える病院内の業務端末に、インテル vPro テクノロジーを搭載したシステムと富士通のパソコン運用支援パッケージ「HOPE/瞬快」を導入したと発表した。病院情報端末の総合運用管理を実現し、医療ITサービスを向上できるという。

これにより、情報システム担当者は、遠隔地から電源が入っていない業務端末の起動やソフトウェアのアップデートをネットワーク経由で一括して行えるため、運用管理にかかる業務を軽減し、その時間を短縮でき、運用管理にかかる大幅なコスト削減が見込める。

また、信州大学医学部附属病院は、富士通の電子カルテソリューション・パッケージ「HOPE/EGMAIN-GX」を導入し、既に稼働させている。電子カルテを利用する端末である、デスクトップPC「FMV ESPRIMO」840台とノートブックPC「FMV LIFEBOOK」220台全てにインテル vProテクノロジーが搭載され、上記システムにより一元管理されている。

両社は今後、医療情報システム担当者のさらなる作業軽減を目指し、他の医療機関向けにも拡販を行なっていくとしている。