KDDI、沖縄セルラー、ナビタイムジャパンは13日、au携帯電話の歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」と、助手席向けカーナビゲーションサービス「EZ助手席ナビ」の利用者数が、2009年7月11日に300万人を突破したと発表した。

「EZナビウォーク」は、2003年10月にサービスを開始。携帯電話でGPS測位を行い、リアルタイムで現在地を表示したり、音声ガイダンスや振動による目的地までのナビゲーションやリルート(ルート再検索)などを利用できる、「本格的歩行者向けナビゲーションサービス」(3社)となっている。

2009年1月には、手軽に利用したいユーザー向けにナビの定番・基本機能をシンプルに使える「シンプルモード」と、こだわってご利用したいというユーザー向けの「フルモード」の2つのモードを提供。また、店舗や施設のクチコミが閲覧・投稿できるユーザー参加型コンテンツ「クチコミ広場」を導入するなど、サービスを拡充してきた。

一方、「EZ助手席ナビ」は、2005年9月にサービス開始。交差点名称を音声で読み上げる機能やオートリルート機能(ルート自動再検索)、全国の渋滞情報(VICS)を考慮したルート検索機能など、助手席などに乗車するユーザー向けのカーナビゲーションサービスとなっている。2009年には、ETC割引料金施策の導入にあわせ、ルート検索結果に合わせたETC割引料金の一覧表示を導入した。

3社では、「今後もユーザーの多様なニーズに応えるとともに、より多くのユーザーに便利に使ってもらえるよう、さらなる機能の充実を図っていく」としている。