The World Wide Web Consortium

HTML 4.01の後継となる規約がHTML 5になることが、ほぼ明らかになった。2日(米国時間)、W3CはXHTML2 Working Group Charterが12月31日に期限をむかえても、もはや更新しないことを明かにした。これはW3Cが次世代のHTMLとしてHTML 5を推進していることを明示するとともに、HTML 5の策定作業に割くリソースを増やしたい狙いがある。

HTML 4.01の後継規格としてXHTMLの策定が進められたが、当初期待されていたようには普及しなかった。結局、あとから策定が進められたHTML 5が後継として使われることになった。ただしHTML 5には、XHTML 2で規程されている機能のいくつかは取り込まれている。

HTML 5の正式公開はまだ先になるとみられているが、主要なWebブラウザのうちいくつかはすでにHTML 5機能の実装をおこなっている。