6月29日(米国時間)、Firediffの最新版となるFirediff 0.2を公開したことを、開発者であるKevin Decker氏が自身のブログで発表した。Firediffは、DOMやCSSの変更箇所を差分で表示するFirebug用のエクステンション。Firediffを利用するには、Firefoxのエクステンションで、JavaScriptデバックツールであるFirebugをインストールしておくことが必要。
FirediffのWebサイトによると、Firediff 0.2では以下の点が改良されている。
- スナップショット機能: DOMもしくはCSSが変更された際に変更点を表示する
- Firebug最新版のCSSルールのInsert/Removeをサポート
- Firediff 0.1に存在したバグの修正
Kevin Decker氏は、開発を始めてから3ヵ月でFirediff 0.2の配布ができることに満足とコメント。すでにFirediff(Firediff 0.1a2)を使用している開発者であれば、Firefoxの自動アドオンアップデートを通じてアップデートが行えるようになっているという。
なお、Firediffの既知のバグや問題については、Firebug issue trackerで確認できる。