トランスコスモスは6月24日、ダイエーが7月22日に実施するダイエースペシャルLIVE!「【奄美】皆既日食中継」で用いるシステムの構築から、中継業務、店頭受信側へのデジタルサイネージの導入までを提供することを発表した。

ダイエーは、皆既日食の観測エリアに存在する「ダイエープラザ大島店」(鹿児島県奄美市)に中継拠点を設置し、ダイエー約100店舗に設置する受信装置に、ライブ映像をインターネット経由で配信する。一部店舗では、イベントスペースを設け、デジタルサイネージシステムを導入する。

トランスコスモスグループはデジタルサイネージシステムの構築・運用・コンテンツ制作を行うほか、皆既日食の中継業務として、ダイエープラザ大島店におけるネットワーク構築・皆既日食映像撮影・皆既日食映像エンコードと配信を行う。

コンテンツの制作・配信ソフトウェアには「Windows Media エンコーダ 」が、また、コンテンツの運用管理ソフトウェアには「Windows Media Server 」が採用されている。

ダイエー店舗での中継は7月22日の10:00~11:00ごろ実施される予定。当日、奄美地方が天候不順などで皆既日食を撮影できない場合は、日食ライブ中継の専門家集団「ライブ!ユニバース」の協力を得て、他のエリアで撮影した映像を放映するほか、ダイエー発行の日食観測証明書がもらえる。

ダイエースペシャルLIVE!「【奄美】皆既日食中継」のコンテンツ配信の仕組み