重要度「Critical」のセキュリティ対策が含まれた、Office 2008 for Macの更新プログラム最新版が公開

マイクロソフトは9日、Microsoft Office 2008 for Macのユーザを対象に「Microsoft Office 2008 for Mac 12.1.9 更新プログラム」を公開した。旧製品向けの「Microsoft Office 2004 for Mac 11.5.5 更新プログラム」も、あわせて公開されている。

今回リリースされた更新プログラムは、セキュリティ対策が目的。悪意のもと作成されたWord文書を開くと任意のプログラムが実行されてしまう脆弱性 (MS09-27) は、4段階ある危険性ランクのうち最高の「Critical」に分類されているため、マイクロソフトでは迅速なアップデートを呼びかけている。

Office 2008 for MacまたはOffice 2007 for Windowsで作成されたOpen XML形式の文書を、旧バージョンのOfficeでも開けるファイル形式に変換する「Open XML File Format Converter for Mac」も、バージョン1.0.3にアップデートされた。