モバイルリサーチを展開するネットエイジアは5日、携帯電話とPCにおけるインターネット利用についての調査結果を発表した。これによると、この1年で携帯電話でネット利用するのが増えたと回答した人は46.1%で、減ったと回答した人(7.3%)を大幅に上回った。

調査は、10代~30代の男女を対象に、2009年4月10日~4月14日の間モバイルリサーチにより実施。1,272人から有効回答を得た。

これによると、ここ1年の間での、携帯電話でのインターネット利用に費やす時間の増減について質問したところ、「増えた」と回答した人は46.1%、「減った」は7.3%となり、「増えた」が「減った」を38.8ポイント上回った。「変わらない」は39.5%だった。

また、PCでネットをする時間について聞いたところ、ここ1年の間で「増えた」と回答した人は30.8%、「減った」は20.8%、「変わらない」は35.6%で、携帯でのネット利用に比べて、減ったと回答した人の割合が高かった。

ここ1年の間で、携帯電話でのインターネット利用に費やす時間の増減について質問したところ、「増えた」と回答した人は46.1%、「減った」は7.3%となり、「増えた」が「減った」を38.8ポイント上回った

平日にプライベートでモバイルやパソコンのネットをしている時間を自由回答形式で質問したところ、1日30分以上ネットをしている回答者は、モバイルにおいては58.8%、PCでは62.8%となり、1日30分以上ネットをしている割合はモバイルとパソコンのどちらも6割程度になることが分かった。

モバイルでのネット利用において、よく利用するサイトのジャンルについて複数回答形式で聞いたところ、トップは「ニュース・天気予報」で67.5%、続いて「着メロ・着うた・着うたフル」が57.9%、「検索サイト」が48.0%だった。

一方、PCでのネット利用においてよく利用するジャンルは、「検索サイト」が最多で63.4%、次いで「ニュース・天気予報」が52.2%、「ネットショッピング・オークション」が35.3%だった。