openSUSEプロジェクトは5月28日(現地時間)、openSUSE Linuxの次期バージョン「openSUSE 11.2」のマイルストーンリリース第2弾「openSUSE 11.2 Milestone 2」を公開した。4月に公開されたMilestone 1からは、KDE、Firefoxなどの主要ソフトウェアを含め、数百の変更が実施されている。
主な収録ソフトウェアは以下の通り。なお、Mileston 2はGCC 4.4でビルドされており、デフォルトファイルシステムはExt4となっている。
- Linuxカーネル 2.6.30rc6
- Firefox 3.5 β4
- Gnome 2.26(2.27.1からのプレビューパッケージもいくつか含まれる)
- KDE 4.3 β1
- OpenOffice.org 3.1
- VirtualBox 2.2.2
対応アーキテクチャはx86とx86-64の2種類。ISOイメージはDVDとライブCDが用意されており、さらにライブCDではKDEかGnomeを選択できる。ダウンロードはopenSUSEのサイトから可能。
openSUSEはNovellが支援するオープンソースのLinuxディストリビューション。現行バージョンはopenSUSE 11.1で、現在は11月予定の11.2リリースに向けて作業が続けられている。