約250×196×22mm・約1.38kg(寸法・重量)のコンパクトなネットブック「IdeaPad S10」

ソフトバンクモバイルとレノボ・ジャパンは19日、ソフトバンクモバイルの通信モジュールを搭載したネットブック「IdeaPad S10(通信モジュール搭載モデル)」を開発したと発表した。2009年夏以降にソフトバンクモバイルより発売する。

IdeaPad S10は、10.1インチワイド(1,024×576ドット)液晶を搭載したネットブック。ソフトバンクモバイルのワイヤレスWANモジュールを搭載しているので、ユーザーは購入した日からすぐにインターネットにつなぐことができる。ワイヤレスWAN通信方式は、国内がW-CDMA方式、海外はW-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900MHz)。

CPUはIntel Atom N270(1.6GHz)、160GBのHDD、1GBのメモリを搭載する。OSはWindowsXP Home Edition SP3を採用。2つのUSB 2.0ポートや4 in 1メディアカード・リーダーなども装備する。

このほか、電源を切った状態からすぐにインターネットの利用や写真の閲覧、音楽再生などが可能な「クイック・スタート機能」や、頻繁に使用するアプリケーションを簡単に起動できる「NOVOボタン」なども搭載する。

「IdeaPad S10」(レノボ製)

無線WANモジュールはエリクソン製

無線WANモジュールを搭載したため、国内で販売中のS10eの特徴となっているExpressCardスロットは搭載しない

接続ソフトウェアもエリクソン製。USIMカード内に記録した電話帳やSMS(ショートメッセージ)を読み出す機能が装備されているが、「SMS送信機能を付けるかどうかは現在検討中。ソフトウェアそのものも仕様変更の可能性がある」(説明員)とのこと

(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)