米Microsoftは4月28日 (現地時間)、Windows VistaとWindows Server 2008のService Pack 2(SP2)の製造工程向けリリース(RTM)を発表した。2009年第2四半期中に最終製品の一般リリースが行われる見通しだ。

Windows Vsita SP2はSP1以来の修正やアップデートがまとめられている。またBluetooth 2.1 Feature Pack、Blu-rayメディアのネイティブサポートなど、新しいハードウエアに対応。Windows Search 4.0、Windows Connect Now (WCN)、exFATファイルシステムでのUTCタイムスタンプのサポートなどの機能追加を含む。

Microsoftは企業のIT管理者の導入作業を軽減できるように、Windows Vista SP2とWindows Server 2008 SP2を1つにまとめたインストーラを用意する。同社のBrandon LeBlanc氏はビジネスのService Pack導入について、SP1を導入途中の場合はSP1への移行完了を優先し、SP1導入が初期段階以前の場合はSP2のテストに進むことを勧めている。なおMicrosoftは同日に、Windows Updateを通じたWindows Vista SP1への自動アップデートをブロックする「Windows Vista SP1 Service Pack Blocker Tool」をスケジュール通りに無効化した。