龍名館は6月1日、創業110周年の記念事業として、「ホテル八重洲龍名館」をリニューアルし、「ホテル龍名館東京」をオープンする。
同ホテルは東京駅八重洲北口から徒歩3分の好立地に位置。地下1階・地上15階の建物のうち客室部分は8階~15階(2階~7階はオフィスフロア)となる。客室数は7タイプ・全135室。ホテルのインテリアテーマは「東洋と西洋の出会い」としており、現代的なデザインの中にくつろげる空間づくりを重視。畳部屋をリビングに見立てた客室やTVモニター付バスタブのあるスイートルームなどが用意されている。飲食施設は、15階に日本料理の「花ごよみ」、1階にビクトリアンパブ「THE ROSE&CROWN」を設けている。
龍名館は、1899年に神田駿河台にて創業、1909年東京八重洲に支店を開業して以来、都心での旅館運営を展開。「『ホテル龍名館東京』は、龍名館創業110年の"和のおもてなし"を受け継ぎ、『旅情としての和』をテーマに人の温かみを感じる、お客様本意のサービスを提供していきます」(同社)としている。