100年に一度の危機あるいは100年に一度の大不況など、現在の混迷する状況については、昨年から連日のように報道されています。従来は「派遣切り」が問題視されていましたが、今では正社員にもリストラの荒しが吹き荒れています。

収入が途絶えて生活に支障を来し始めると、当然増えてくるのが多重債務者の人数です。直近のデータはまだ発表されていませんが、金融庁の報告によると、2008年3月末時点の多重債務者数は約118万人にのぼっているとのこと。これは1人当たりにつき消費者金融など5件以上の借り入れがある人数です。2007年3月末時点と比較すると減っている傾向にありますが、2件の借り入れがある人数は約240万件と、2007年3月末時点より約6万人増加しています。

ちなみに、件数にかかわらず無担保無保証の借り入れがある合計人数は約1,126万人。過去1年で約1,100万人台で推移しています。

複数の金融機関などからお金を借りている場合、金利や借り入れている金額も異なります。これら複数の借り入れを金利の低い金融機関のローンに一本化することで、全体の返済総額を減らせる可能性があり、また、返済期日や返済金額なども容易に把握できるなどのメリットがあります。もちろん、申し込んだからといって誰でも利用できるとは限りませんが、一度は検討する余地がありそうなのがおまとめローンです。

今回はおまとめローンの中でも、比較的低金利で利用できる東京スター銀行のおまとめローン「バンクベスト」とオリックス信託銀行の「バンクプレミア」をピックアップしました……続きを読む。

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