ミクシィは8日、同社運営のSNS「mixi」上でアプリケーションを動作させる「mixiアプリ」の開発者を対象とする『mixiファンド』を設立した。法人および個人の開発者を資金面でサポートすることで、mixiアプリの充実化を図る。

mixiファンドの詳細は次のとおり。対象者は「mixiアプリを開発・提供するソーシャルアプリケーション プロバイダー」、支援方法は「出資」「融資」「mixiアプリの買い取り」、支援基準は「ソーシャルアプリケーションの企画開発力」「収益力」「実行可能なマネジメント能力(マネジメントチーム)」。ミクシィは、申請企業の状況や規模に応じて支援を実施、これにより「魅力的な『mixiアプリ』を創り出し、より楽しく便利なサービスを提供」(同社)することを目指すとしている

同社は8日、mixiアプリの技術仕様や実行環境を個人開発者にも公開することを発表している。開発環境と資金面でのサポート体制を整備することで、本格化する同社のオープン化戦略「mixi Platform」を盛り上げたい考えだ。mixiファンドに関する問い合わせ先は、mixi-fund@mixi.co.jp まで。

なお、同社は4月23日に開催予定の「mixiアプリ カンファレンス 2009」において、mixiファンドおよびmixiアプリについても説明する予定だ。