イー・モバイルから携帯電話型のUSBデータ端末「H11LC」が登場した。基本的にはHSDPA通信に対応したUSBスティック型のデータ通信端末だが、携帯電話としても利用できるという点が特徴だ。H11LCを実際に使ってみたので紹介する。

H11LC

型番 H11LC(中国Longcheer Technology製)
サイズ 約36.7(W)×17.2(H)×91.7(D)mm
質量 約57g
連続通話時間/連続待受時間 約150分/約200時間
通信方式 HSDPA/W-CDMA(1.7/2.1GHz)
GSM(900/1800/1900MHz)
(国内ではW-CDMA/HSDPA 1.7GHzのみ利用可能)
ディスプレイ 1.1インチ(96×96ドット)有機EL
外部メモリー microSDHCカード×1(最大8GB)
対応OS Windows XP(SP2以降)/Vista(32bit版)、Mac OS X 10.4~10.5
インタフェース USB 1.1/2.0準拠
対応言語 日本語(表示のみ)・英語
カラー ブラック/ホワイト

USB接続で手軽にデータ通信

H11LCは、中国Longcheer Technology製のデータ通信端末だ。見た目は、液晶画面とテンキーを備えた普通の携帯電話だが、本体サイズは約36.7(W)×17.2(H)×91.7(D)mm、重量は約57g。非常に小さく、手のひらにすっぽりと収まるサイズだ。

見た目は携帯電話だが、手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズ。全体的にフラットなので、ポケットやバッグの中でも収まりがいい

基本的にはケータイではなくUSBスティック型のデータ端末としての位置づけで、付属のUSBケーブルを使ってPCに接続し、データ通信を行うことができる。

使い方は簡単でUSBケーブルとPCをつなぐだけ。ドライバと接続ユーティリティは本体内に同梱されており、初回接続時にインストーラーが起動するので、そのままインストールすればいい。

底部のUSBポートにケーブルをつなぎ、PCと接続する