デルの新ブランド「Adamo」は、こだわり抜いたデザインが特徴のフラグシップノートだ。200,000円を超える価格で、通常のデルの低価格モデルとは違った楽しさを持っている。

そのひとつがスケルトンケース。通常は箱で梱包されているデルのPCだが、「Adamo」はその箱を開けるとスケルトンケースが現われ、その中にAdamo本体、各種ケーブル類が格納されているのだ。

スケルトンケースに格納された「Adamo」。一度取り出すと、ほぼ使うことがないケースにまでこだわりを持っている

このスケルトンケースは電源や拡張機能と言った機能を持っているわけではなく、本当に単なるケースとなっている。「Adamo」を所有する満足感を与えるインパクトを持っている。

本体を見ると、その薄さが際だつ。といって、なにか機能面で劣ると言うことはない。CPUはIntel Core 2 Duo、メモリはDDR3と性能は十分。液晶は13.4インチWXGA(16:9)で、Bluetooth V2.1+EDR、内蔵ワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g/n)、ギガビットイーサネット、130万画素Webカメラを持つ。本体はW331×D242×H16.4mm、重量約1.81kg。6セルのリチウムイオンバッテリを搭載し、最大駆動時間は約5時間。

オニキス。サイドから見るとその薄さが分かる

オニキスの左サイド。「Adamo」の側面はとてもシンプル

オニキスの天板部分。グロスとヘアラインというふたつのデザインを組み合わせることで高級感を演出

オニキスの裏側。デル・Intel・Windowsのマークは、ここに刻印されている

裏側にIntelとWindowsのロゴがデザインされているため、キーボード周りはシンプル。写真はオニキス

後ろ側に、電源、USB、LANといった端子類を配置。写真はオニキス

パールの天板。オニキスと同様に、スタイリッシュなデザインとなっている

アルミ削り出しの本体がデザインの秀逸さとともに持つ喜びを感じさせる。写真はパール

パールの後ろ側。オニキスと同様に端子類はここにまとめられている

パールのサイド。これを見れば「Adamo」の薄さが実感できる

パールのキーボード。パールもオニキスもカラーリングが異なるだけでデザインは同じ。キーボードは広く使いやすい

パールの裏側。中央に配置されたデルのロゴが存在感十分

裏側のロゴ部分のアップ。IntelとWindowsのロゴも、シールではなく刻印されていることが分かる。周りには天板と同じパターンを印刷している