撮影補助系アプリ

iPhoneのカメラにはない機能を追加してくれるアプリケーションで、セルフタイマーや手ブレ補正、あるいはモノクロ撮影などを可能にしてくれるもの。

重さわずか133グラムのiPhoneは、気をつけないと撮影時の手ブレでピンボケの写真になってしまいやすい。シャッターボタンが画面上にあるため、このボタンをタップすると本体を押したのと同じことになる。シャッターボタンのタップが、そのまま手ブレになりやすいのだ。

ピンボケの写真ばかりになってしまうようなら、『Darkroom』を利用してみるといい。シャッターをタップするとiPhoneの加速度センサーを利用し、手ブレがなくなった瞬間にシャッターを切ってくれる。

Darkroom

作者:Stepcase カテゴリ:写真 価格:無料 iTunes Store

暗い部屋や夜景などの撮影を補助してくれるアプリだが、実際にはシャッターをタップすると手ブレを感知し、手ブレがなくなった瞬間にシャッターを切ってくれる。タイマーやフルスクリーンモードで撮影できるPremium版(115円)もある

セルフタイマーもiPhoneのカメラにはない機能だが、『Camera Timer』を利用すれば補える。また、ニッポンのケータイならたいてい備わっているQRコードの読み取り機能。これもiPhoneなら『Barcode』をインストールしておけばいい。QRコードを撮影し、この画像を表示した状態で「Decode」ボタンをタップすれば、QRコードを解析してくれる。解析したQRコードをメールで送ったり、URLならSafariで開いたりもできる。

Camera Timer

作者:Nuno Carvalho Entertainment カテゴリ:写真 価格:230円 iTunes Store

iPhoneにセルフタイマー機能を追加してくれるアプリ。設定できるのはタイマーなし、15秒、30秒、45秒の4モード。サウンドのON/OFFも切り替えられる

Barcode

作者:Stefan Hafeneger カテゴリ:ユーティリティ 価格:無料 iTunes Store

QRコードを撮影し、この情報を解析して埋め込まれているデータを取り出してくれるアプリ。Barcodeで撮影から解析、さらにメールでの送信やURLならSafariを起動してアクセスする、といったことまで可能。先に撮影しておいたQRコードを読み込んで解析することもできる

撮影した写真画像は、あとから簡単に手を加えられるが、撮影時にモノクロやセピアに加工して保存してくれるのが、『Sepia Camera』や『Old Camera』といったアプリだ。写真を撮影し、「Use Photo」ボタンをタップすれば、セピアあるいはモノクロに変換され、保存できる。面倒な操作なしに手軽に画像処理が行なえるアプリだ。

Sepia Camera

作者:Takayuki Fukatsu カテゴリ:写真 価格:115円 iTunes Store

撮影した写真を、セピアに変色して保存してくれるアプリ。古い写真のような効果が得られる。同じ作者の『Old Camera』(115円)なら、モノクロに変更して保存してくれる