ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアはこのほど、クレジットカードに関する意識調査結果を公表した。同調査は2月18日から23日にかけてインターネット上で実施し、ネットユーザーの男女449名から有効回答を得た。

調査結果によると、自分名義のクレジットカードを所有しているのは全体の87.3%で、うち73.0%が複数枚のカードを利用していた。年代が上がるほど複数枚利用している人の割合が高くなる傾向にあり、20代での複数枚利用は38.6%にとどまった。

自分名義のクレジットカードを比較・検討する際に重視するポイントとしては「年会費無料」(80.4%)が最も高く、以下「使える場所が多い(53.0%)」、「ポイント還元率が高い(49.7%)」、「信頼度が高い(42.8%)」の順。

クレジットカードを使う理由は「ポイントを貯めたいから(47.4%)」が最多で、「お金をたくさん持ち歩くのが好きではないから(36.2%)」がそれに続いた。「ポイントを貯めたいから」は特に女性(54.4%)に多く、「特定のお店で特典があるから(23.4%)」の数値も高めだったことから、女性はお得感もカード利用の動機となっているようだとしている。

支払いの用途については、「ネットショッピング」が80.6%で最も多いが、「携帯電話(55.2%)」、「プロバイダー料金等の通信料(51.6%)」も半数を超えている。男性では「高速道路(ETC)」(52.1%)、「ガソリン(44.2%)」と車関係の支払いをあげる人も多く、女性では「デパート」(64.1%)、「スーパー」(37.7%)と買い物で利用するケースが目立った。

クレジットカードを利用して貯まったポイントは43.7%が「金券」と交換していると回答した。またマイルに交換するのは30代(21.0%)が最も多く、性別・年代によってポイントの利用方法に特色がみられた。