ヤマハは26日、AVアンプ「AX-V465」を発表した。発売は3月下旬で、価格は4万9,350円。同製品は、2008年4月に発売された「DSP-AX463」の後継となる、エントリーユーザー向けに価格を抑えたAVアンプ。チャンネル数は5.1で、サブウーファー以外の各チャンネルには、実用最大出力140W(6Ω)のアンプが搭載される。低価格ではあるが、ドルビーTrue HDやDTS-HDなど、BDに採用されている音声フォーマットに対応するほか、同社独自の音場処理プログラム「シネマDSP」も搭載される。

各社のリンク機能に対応するエントリークラスのAVアンプ「AX-V465」

同製品最大の特徴となっているのが、国内の主要6社(パナソニック、東芝、日立製作所、シャープ、三菱電機、ソニー)のリンク機能への対応。リンク機能に対応したテレビのリモコンで普通に操作するだけで、DSP-AX465の電源のオン/オフ/ボリューム調整/入力切り替えが可能だ。

なお、従来機では2入力/1出力だったHDMI端子は、4入力/1出力に増やされている。これは、BDレコーダーやゲーム機、ビデオカメラなど、HDMIで接続する機器が増えてきたのを受けてとのことだ。HDMI以外の入力は、映像がコンポーネント×2、D×2、コンポジット×5で、音声が光デジタル×2、同軸デジタル×2、アナログ×5。背面に装備された入力端子の数は多いが、写真のようにグループ分けされているため、接続作業はそれほど手間ではないだろう。なお、これらのアナログ映像入力やデジタル/アナログ音声入力からの信号をHDMI端子に出力することも可能だが、アップスキャンコンバート機能は搭載されていないため、入力されたままの解像度の映像信号がそのままHDMI端子に出力される。

HDMIによるデジタル接続に重点が置かれ、入出力端子の見直しが行われている

また、同社によると、AX-V465と組み合わせてシアター構築するのにお勧めのスピーカーは、NS210シリーズ。スリムなトールボーイ型の「NS-F210」(メーカー希望小売価格1万8,375円/本)をフロントスピーカーに、サラウンドスピーカーにはブックシェルフタイプの「NS-B210」(メーカー希望小売価格5,825円/本)、センタースピーカーには「NS-C210」(メーカー希望小売価格7,350円)、サブウーファーには「NS-SW210」(メーカー希望小売価格2万1,000円)という組み合わせが、バランス的にもマッチしているとのことだ。

なお、スピーカーを接続した際のセッティングは、「YPAO」機能により付属のマイクでの環境測定によって自動的に行われる。