特定非営利活動法人キャンサーリボンズ(以下、キャンサーリボンズ)はこのほど、日本記念日協会に登録申請し、6月21日を「がん支えあいの日」と制定した。記念日の登録を祝した制定記念会見が24日行われ、会場にはキャンサーリボンズの会員で、「がん支えあい」のシンボルとなる曲を作詞・作曲を手がけた山田邦子が登壇。自らが団長を務める「スター混声合唱団」による合唱を披露し、がん啓発を呼びかけた。

キャンサーリボンズ副理事長の岡山慶子氏

キャンサーリボンズは、がん患者とその周囲をとりまく人々の「治療と生活」をつなぐことを目的に2008年6月に設立されたNPO法人。がん患者と周囲の人間に具体的な情報やケア体験を提供することで、がん患者のサポートとがんの啓蒙活動を展開している。同団体が制定した「がん支えあいの日」の6月21日は、北半球の夏至、南半球の冬至にあたる。世界共通の"節目"の日に「がんについて語り合う時間を持ってほしい」としたメッセージが込められている。6月21日には前日・当日に記念イベントを予定しており、「社会的に"がん"のことを考える1日になることを願っています」(同団体・副理事長岡山慶子氏)としている。

襟元に、アイリスの花がモチーフの"がん支えあいピンバッチ"をつけて登場した山田邦子

会見には、がんの正しい知識と理解を呼びかける目的で、がん支えあいのシンボルとなる曲「あなたが大切だから」の作詞・作曲を手がけた山田邦子が登壇。自ら乳がんの摘出手術を経験した山田は「私もですが、がん患者は皆、頑張ってます。ですが、家族やお友達も頑張っている。そうやって皆で支えてあっているんだと実感できるがん支え合いの日(6月21日)に、私も参加できることは光栄」と一言。また今回の作詞・作曲に関しては、「難しかったが、小学校でも歌ったりハーモニカやたて笛で演奏できることを意識して、黒鍵を使わない曲にした」と仕上がりに満足している様子をみせた。

村井国夫、音無美紀子、柏原芳恵、原田大二郎といった豪華メンバーで構成されている「スター混声合唱団」はがんの撲滅を目指して歌う合唱団。「(同曲が)学校の教科書に載るように頑張ります」と山田。スター混声合唱団による同曲の合唱はCDにて販売予定(1枚600円)

本日は欠席だったが、スター混声合唱団の副団長で、キャスターの鳥越俊太郎についての記者からの質問には、「無事肝臓の手術が終わって、もうちょっと経つと、出てくる(復帰する)みたいなんですよね。すごく前向きな方ですから、今回のことも全部レポートしてあると思うので、体験なさった話を聞けると思います。(そうやって話を聞くことが)"がん友"の私達の励みになると思っています。鳥越さん、頑張れ!!」(山田)と力強いエールを送った。

キャンサーリボンズと「スター混声合唱団」の一同