N-01A レビュー

NTTドコモの2008年冬モデル「docomo PRIME series N-01A」(NEC製)は、新機構「スタイルチェンジ」やタッチパネルなど、過去のNEC製端末にない特徴を備えた意欲作。このN-01Aについて、全4回にわたってレビューする。

第1回 ハードウェア編第2回 スタイルチェンジ・タッチパネル機能編

NTTドコモの2008年冬モデル「docomo PRIME series N-01A」(NEC製)の連続レビュー。3回目となる今回は、前回に引き続きN-01Aのソフトウェア機能についてレビューをお届けする。画面が回転するスタイルチェンジやタッチパネルに注目が集まるN-01Aだが、それ以外の機能も充実しており、ハイエンドの「PRIME」シリーズにふさわしい多機能端末に仕上がっている。

新サービスにフル対応

docomo PRIME series N-01A

N-01AはNTTドコモが2008年冬モデルから展開する新シリーズの中で、ハイエンドの「PRIME」シリーズに分類され、同社の新サービスにもフル対応している。ユーザーの嗜好に合わせた情報を配信する「iコンシェル」、ウィジェットアプリを画面に貼り付け素早く情報にアクセスできる「iウィジェット」、複数ユーザー間でリアルタイム通信が行える「iアプリオンライン」が利用可能だ。ここでは、iコンシェルについて詳しく紹介しよう。

iコンシェルは、ユーザーの生活エリアや趣味嗜好に合わせた情報を配信するサービスだ。待ち受け画面に「マチキャラ」とよばれるキャラクターが常駐し、新着情報などを教えてくれる。マチキャラは、待ち受け画面やメニュー上を動き回って「執事(コンシェルジュ)」のようにユーザーをサポートする。電話着信やメール受信などのイベントに応じて反応したり、成長させたりする仕掛けも用意されている。

N-01Aがプリインストールするマチキャラは、ドコモ共通の「ひつじのしつじくん」のほか、ロシアの人気キャラクター「チェブラーシカ」、ケータイの中に住んでいる"やんちゃな箱"という設定のキャラクター「Paco-chan」。これに加えて、NECのTVCMなどでお馴染みの「バザールでござーる」が利用できる。最近メディアに登場する機会が少ないバザールでござーるだが、N-01Aならいつでも会うことが可能だ。

「バザールでござーる」と「チェブラーシカ」のマチキャラ

「Paco-chan」は時々独り言をつぶやく

iウィジェットの画面

プリインストールされるゲームアプリ「Tobal M」

多彩なカメラ機能

5.2メガピクセルカメラの活用機能も充実している。最大5人まで対応する「顔認識オートフォーカス」、笑顔を検出して自動的にシャッターを切る「スマイルフェイスシャッター」のほか、撮影した画像を画面タッチで加工できる「フォト文字Touch」を備える。

カメラは多彩な撮影モードを備える

画像加工アプリ「フォト文字Touch」

写真をタッチで操作「クイックアルバム」

N-01Aのタッチパネル機能をもっともうまく活用している機能が「クイックアルバム」だ。この機能を起動すると、画面にタッチして指を左右にスライドさせることで、アルバム内の画像を次々と表示できる。このときのスクロールの速度が速く、iPhone以上になめらかにスクロール可能だ。

クイックアルバム。指をスライドさせることで画像が次々スクロールする

動画も音楽も快適、Bluetoothにも対応

N-01Aではワンセグだけでなく、ドコモの動画サービス「iモーション」「Music&Videoチャネル」が利用できる。またmicroSDカードに保存した動画も、縦画面・横画面のいずれでも表示できる。横画面では画面いっぱいに動画が表示されるので、映画なども本気モードで視聴することができるだろう。

音楽への対応も充実しており、ミュージックプレーヤーはタッチスタイル専用のインタフェースを備える。「SRS TruMedia」や、ヘッドホン時に使える「バーチャル5.1chサラウンド」の音響技術を備え、マルチメディアコンテンツに再生に備えている。

またドコモ向けのNEC製端末としては、初めてBluetoothを搭載した点も特徴だ。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCPで、ハンズフリーのほかミュージックプレーヤーやワンセグなどの音声を楽しむことができる。なおダイヤルアップ(DUN)には対応していない。

iモーションを横画面で全画面再生できる

画面タッチで操作できる音楽プレーヤー

次回は最終回として、N-01Aのベンチマークテストを行い、その結果を報告したい。

(吉川英一/K-MAX)