GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は16日、同社が提供する「公金クレジットカード決済サービス」について、福岡県福岡市が同サービスを導入すると発表した。2009年6月検針分から導入される予定で、福岡市民は、水道料金などのクレジットカードでの支払いが可能になる。

GMO-PGの「公金クレジットカード決済サービス」は、クレジットカードの有効性確認、売上請求、カード情報更新業務を行う洗替サービスなどを一元化。ASPサービスとして提供しているため、短期で導入することが可能となっている。

また、「本人認証サービスである3-Dセキュア認証に対応したオンライン申込機能も提供」(GMO-PG)。

すでに、社会保険庁、東京都、大阪府などの地方自治体に採用され、各自治体においてクレジットカードによる支払い業務が開始、または開始予定。

福岡県福岡市においても、市民サービスの向上や業務の効率化などを目的とし、2009年6月検針分から、九州初となる水道料金などの公金クレジットカード決済サービスの導入を予定。2009年4月1日から申込みを受付ける。

同社ではこれにより、「福岡市民は、支払いの多様化や利便性の向上、料金を支払いながらポイントを貯める、などのメリットを享受できるようになる」としている。