TIOBE Programming Community index

TIOBE SoftwareからTIOBE Programming Community Indexの最新版となるTIOBE Programming Community Index for February 2009が公開された。発表されたプログラミング言語人気ランキングのうちメインストリーム(A)と位置づけらているもののランキングは次のとおり(レーティングが過去3ヵ月に渡って0.7%以上あるものがメインストリーム(A)と評価されている)。

  1. 19.401% Java
  2. 15.837% C
  3. 9.633% C++
  4. 8.843% (Visual) Basic
  5. 8.779% PHP
  6. 5.062% C#
  7. 4.567% Python
  8. 4.117% Perl
  9. 3.624% Delphi
  10. 3.540% JavaScript
  11. 3.278% Ruby
  12. 1.259% D
  13. 0.988% PL/SQL
  14. 0.835% SAS

C/C++をグループとしてみれば25.470%でトップとなる。これにJavaも加えれば44.871%となり、半数近くがJava, C/C++となる。調査がはじまって以来、Java, C/C++はトップシェアを保持し続けている。

TIOBE Programming Community Indexは検索エンジンのキーワード検索をベースとした人気チェック。検索の仕組み上日本の状況がどの程度反映されているかは不明瞭。ただし英語圏におけるプログラミング言語の人気傾向を知る方法としては興味深いデータといえる。公開されているデータでは、この7年でプログラミング言語への関心はJava, C/C++への集中からスクリプト言語を含めた多様化の方向をたどっている。

TIOBE Programming Community Indexにおけるプログラミング言語のレーティングは過去12ヵ月に渡ってGoogle、Google Blogs、MSN、Yahoo!、YouTube に対して「+"言語名 programming"」で検索を実行してどれだけヒットしたかをベースにしている。検索エンジンごとにトップ50のプログラミング言語に対して結果を正規化され、最終的にすべての検索結果を加味して調整されている。検索に使うべきサイトはAlexaの報告をベースに決定しているという。