NECは、イタリアのコーヒートップブランド「illy」(イリー)の店舗「Espressamente illy(エスプレッサメンテ イリー)日本橋中央通り店」において、顔認識技術を用いたデジタルサイネージの実証実験を行っていることを発表した。

この実証実験は、顔認識技術を用いて、顧客の性別や年齢を判断し、さらに時間帯を考慮して予め準備した14種の広告から最適な広告を配信するというもの。昨年の12月16日から開始され、1月18日まで行われる。

今回の実証実験では、広告視認率や売上(POS)データとの関連を分析し、タイムリーかつ定量的に広告効果を測定するという。

NECでは、昨年フジテレビに「デジタルサイネージソリューション」を導入し、昨年の7月から8月にかけて開催された「お台場冒険王ファイナル」で稼動させているほか、昨年の10月には、東京 立川市の「グランデュオ立川」においても、今回と同様の実証実験を行っている。

「illy」の店舗に設置されたNEC製のオールインワン型デジタルサイネージボード「eye flavor」

「グランデュオ立川」の実証実験で使われた「eye flavor」。価格は200万円(税別)から

NECでは、「昨今、NGNに代表される大容量・高信頼性ネットワークとITを活用した映像コンテンツの配信・管理などによるターゲティングや実施効果を従来以上に意識したプロモーションニーズが高まっており、デジタルサイネージソリューションはこうした市場動向を背景に開発したもの」と説明している。