Doxygen開発チームは27日 (米国時間)、開発者向け技術文書自動生成システム「Doxygen 1.5.8」をリリースした。動作環境はWindowsとMac OS X、およびLinux。ソースコードからビルドする場合には、Qt 4.3以降が必要。

今回のリリースでは、ウィザードなどGUIに使用するウィジェットをQt 4ベースに変更、ウィザードモードとエクスパートモードの切り替えが容易になったほか、出力したHTMLをプレビューするためのボタンが配置されるなど、操作性が向上した。新設のEXTENSION_MAPPINGオプションに定義することで、解析対象とするファイルの拡張子を任意に指定することが可能になった。

開発者向けドキュメント自動生成ツールの最新版「Doxygen 1.5.8」 (画面はMac OS X版)