今、注目される美少女たちが月がわりでヒロインを務めるドラマシリーズ『東京少女』(BS-i 毎週土曜 23:00~23:30)。その12月放送分の『東京少女 福永マリカ』に主演し、自ら脚本まで手がけるのが、「ベジフルビューティーセルフアドバイザー」の資格を日本最年少で取得した女優の福永マリカさんだ。今回は、マルチに活躍する彼女が愛用しているデジタルグッズをうかがった。

人間観察が好きなんです

――愛用しているデジタルグッズを教えてください。

福永マリカ(以下、福永)「iPod(30GB)です」

――いつ購入されたんですか?

福永「昨年の春にいただいたものを使い始めました」

――以前からiPodユーザーだったんですか?

福永「もともとはポータブルオーディオプレーヤーを持っていなかったんです。音楽を聴く機会もあまりなかったので、MDプレーヤーも持っていなかったくらい(笑)。電車の中でもボーっとしているだけで時間をつぶせちゃうほうなんですよ。人の行動を見たり、会話を聞いたりしてしまう癖があって。人間観察しているのが好きなんです」

――あまり活用されているわけではないようですね(笑)。

福永「今は手放せなくなっています(笑)。これをいただいてからは電車や車で移動するときにはずっと音楽を聞いています」

――最近お気に入りの曲はありますか?

福永「秦基博さんが好きなのでよく聴いています。あとは……、新しい曲はよく知らないのですが、スガシカオさん、BUMP OF CHICKENさん、いきものがかりさんとかですね。姉が音楽好きで、よくCDをレンタルして私のiPodにも曲を入れてくれるのでけっこう"姉色"になっています」

――お姉さんとは音楽の好みが合うんですか?

福永「全然合わないですね~(笑)。でも、自分があまり知らない歌手の方の曲を入れてくれるので、音楽の幅は広がっているかな」

ギターが弾けるようになりたい!

――公式ブログ「マリカティーノのキャラメル仕立て」では試験勉強にも力を入れているって書かれていましたが、頑張るときのパワーソングはありますか?

福永「英語の勉強をするときは洋楽を聴いたりします。英検3級を受けたときは、洋楽を聴いていたら、英語が聞き取れるようになったんです! 脚本を書くときは、そのシーンに合わせて選曲すると、けっこう頭が働いてたりするかな。音楽って気持ちを変えるじゃないですか。なので、効果がありますね」

――『東京少女 福永マリカ』の2話では、福永さん自身と似た役を書かれたとか。そのときは何を聴いていたんですか?

福永「YUIさんの曲を聴いていました。YUIさんの曲の歌詞って、若い子の憤りみたいなものを表現していることが多いなって感じるので。私が書いたストーリーもそういう部分があったので、そのままその曲のイメージで書いていましたね」

――メロディを聴いているというよりは、歌詞を聴いているんですね。

福永「ん~。どちらかというと、声で選んじゃいますね。秦基博さんは声が好きで聴いています」

――音楽好きということは、楽器も弾かれたりするのですか?

福永「ギターを弾けるようになりたいんです。友だちと夏休みにバンドをやろうっていう話があったんですけど、結局実行せずにカラオケに行って終わりました(笑)」

――ギターで参加しようと?

福永「や、ボーカルでしたね(笑)」

――女優以外にも歌手としての活動も視野に入れているのですか?

福永「今はそんなに広げずに……。脚本を書いたり、ベジフルビューティーセルフアドバイザーの資格を取ったりして多趣味だねってよく言われるんですけど、そんなつもりはなくて。やっている間にここまできちゃったってかんじなんです。だから、今はひとつひとつのものに集中して極めていきたいなって思います」

――今後どんな蕾が花開くのか楽しみですね。本日はありがとうございました。

福永マリカプロフィール

1992年1月4日生まれ。神奈川県出身。O型。身長160cm。「お台場冒険王2003」(2003年)のイメージキャラクター「Snappeas」のメンバーとして活動。以降、TVドラマ、映画などで女優として活躍する傍ら、2007年に「ベジフルビューティーセルフアドバイザー」の資格を最年少で取得。『東京少女 岡本杏理』(BS-i 2008年)の一篇「家出のススメ。」では、日本最年少16歳にして脚本家デビューを果たした。最新出演作は、映画『花のあすか組 NEO!』(2009年公開予定)。ショートドラマ『ザ・休み時間』(ディズニー・チャンネル)も現在放送中。長所は、一度決めたことはやりとおすこと。さらに詳しいインタビューはこちら
『東京少女 福永マリカ』(BS-i 12月毎週土曜 23:00~23:30)

インタビュー撮影:岩松喜平