ネットジャパンは12月5日、エンタープライズ市場向けに、Windows Server 2008対応のデフラグツール「NetJapan PerfectDisk 2008」の出荷を開始したことを発表した。

PerfectDisk 2008にはDesktop EditionとServer Editionの2製品が用意されており、価格はDesktop Editionが6~9ライセンスで3,500円(税別/ライセンス)、Server Editionがシングルライセンスパッケージ版(45日間のサポート付き)で1万6,000円(税別)、同ダウンロード版(45日間のサポート付き)で1万3,000円のほか、1~4ライセンスで1万2,500円(税別)/ライセンスとなっている。

64ビットOSにネイティブに対応しただけではなく、新エンジンの搭載により、ファイル再配置方式「SMARTPlacement」の処理速度を向上、旧バージョン比でメモリの使用量も15~20%削減しているという。

SMARTPlacementによりドライブを最適化

また、ごみ箱の中身やWebブラウザの一時ファイル、重複して容量を消費しているテキスト、画像、ビデオ、音声ファイルなどの不要なファイルを削除することで空き領域を増やすことが可能となったほか、1%の空き領域があれば最適化を可能としている。

空き領域を連続した状態に統合することで、断片化の再発を抑制

さらに、ファイルやフォルダ間に空き領域が分散している状態を、ドライブのディレクトリごとに円グラフで表示することが可能となったほか、断片化の割合を一目で確認できる「断片化メーター」なども搭載されている。 このほか、VSSの互換モードを搭載したことにより、デフラグによって移動されるファイル数が制限され、シャドーコピーやシステムの復元を問題なく使用することも可能だ。